生活環境問題を考えてみようシリーズとして、外来特定生物「オオキンケイギク」に関する情報を提供します。
この「オオキンケイギク」は、1880年代に観賞用として日本にやってきた外来種で、非常に繁殖力が強くて、荒れ地でも育つので、緑化などに利用されてきました。５月～７月にかけて有田川の土手を染めます。
ところが日本に昔からある植物に悪い影響を与えてしまうことがあり、生態系が大きく崩れてしまう可能性があり、２００６年から栽培、譲渡、販売、輸出入などが原則禁止されました。ですので、花がきれいと言うことで持ち帰って、ご自宅の庭などで育てると法律違反（個人の場合３年以下の懲役もしくは３００万円以下の罰金など）になりますので、お気をつけ下さい。
当会では、管内の会員薬局でのミニポスターの掲示などを通じて啓発に努めています。
